北九州市八幡東区宮の町にある蓮の寺、浄土真宗本願寺派 廣照山 慈光寺の光慈くんのブログです。

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六月の伝道掲示板

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a-6gatu

また失敗やらかしてしもた~ (-_-)

でも明日から頑張ろう! (^_^)

と、こうなればいいのですが、

実際は真逆に。

来る日も来る日も「ためいき」ってなことが多いのは

私だけではないでしょう。

『大無量壽経』に

「想念を起こして身を貪計す」とあります。

勝手にさまざまな思いをふくらませて 

身体にまで影響を及ぼすってことでしょうか。

想念の「想」。心に描いた相(すがた)、つまり非現実な絵空事のこと。

そんなイメージを膨らませて 悩みを大きくしている御仁、

私も含め、この掲示板に目を止めて欲しいものです。

「大丈夫、大丈夫」との如来さまのお声が聞こえて参りました。~称名~

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五月の掲示板「身心一如」

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今月の掲示伝道。

 

「頭でっかちは 必ず転ぶ

心も身体も 育てるべし」

 

にしました。

 

a-掲示板5

 

道元禅師のことばに

「身心一如のむねは、仏法のつねに談ずるところなり。

しかるに、なんぞ、その身の生滅せんとき、

心ひとり身をはなれて、生滅せざらん」

(『正法眼蔵』弁道話 より)

とあるそうです。

 

ウムウム、身心一如 。

 

「身体と心は一体である。身体があるから心が存在する。

その逆はないので、心身の順番ではなく、身心一如という表記なんだ」

と教えて頂いたことがあります。

無常なる身を先に置き、それに心を従わせることを

「身心一如」といったのかなぁ~。

禅の奥義はわかりませんが、

身体感覚より知性を重んじる傾向の強い現代に

警鐘を鳴らす一言。

 

そういえば、

「腹が立つ」と表現していた「怒り」が

いつのまにか

「頭に来る」から「むかつく」

そして「キレル」と変化してきたのも

身体で怒りを受け止めることができなくなった

現代人の証左かもしれませんね。

「腹が立つ」怒りは、ハラの中で納まるけど

キレタ怒りは爆発するしかないでしょうから…。

 

a-fudou

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四月の伝道掲示板

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20134掲示

 

フランスの作家、アンドレ・ジードの言葉。

新年度がはじまり、仕事や生活の環境が変化しがちな時期。

だからこそ「平凡な日暮らし」の大切さをかみしめたい!

そんなメッセージのつもりです。

ノーベル賞作家であるジードの代表作といえば「狭き門」。

 

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新約聖書の

「狭き門より入れ、滅にいたる門は大きく、

その路は廣く、之より入る者おほし」

というイエス・キリストの言葉に由来する題。

キリスト教には全く疎い私。

知り合いのK牧師に深意を尋ねてみたいです。

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