今年も続けますヨ 常例法座。
昨年好評のうちに終了した落語の中の仏教。
年末にはNHKにて
落語でブッダ の放映がはじまりました。
そこで・・・
今回は
釈徹宗師 ご推薦の
古典落語 猿後家 を
みなさんと堪能することに。
(演目のあらすじは 下記のサイト参照してください)
↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E5%BE%8C%E5%AE%B6
釈師によれば
仏教ほど言葉に対して慎重な姿勢をもった宗教はないとか。
そのことが今回のテーマ。
笑福亭たま さんの 猿後家のジェスチャーもお見事でしたし、
![a-20140203_170252](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-20140203_170252.jpg)
会場となった 大阪壽光寺のご住職の節談説教も聞き応えがありましたネ。
![a-20140203_170335](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-20140203_170335.jpg)
人間の行為を三つに分けて考える仏教。
身の行為と口の行為、つまり言葉、
そして意 心の行為の三つにわけて考えたのです。
その中でも
身三 口四 意三 といって
口の行いを身や意より多く採用した仏教。
それほど
言葉のすばらしさ・怖さを
お釈迦様は熟知されておられたのでしょう。
そのことを釈師は
十善戒 で説明してくれました。
![a-002](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-002.jpg)
十の中の四つが
口の行為、そう言葉に関すること。
![a-003b](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-003b.jpg)
言葉は
ほっといたら暴れ出す。
だから調えることの重要性をお釈迦様は説かれたとのこと。
古き経典 スッタニパータ の言葉を最後に紹介してくれました。
![a-005](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-005.jpg)
「人は口の中に斧を持って生まれてくる」
そういえばさっき
坊守に(ことばの)斧をふるってしまいました~
懲りない住職です (^_^;)
~休憩をはさんで~
三月に小倉組の講演会でお呼びする
やなせ なな さんのドキュメントを鑑賞。
Eテレで昨年放映されたものです。
![a-20140203_170615](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-20140203_170615.jpg)
番組名は グラン・ジュテ。
30代の輝いている女性にスポットを当て、
生き方やターニングポイントに迫る番組。
「グラン・ジュテ」とはバレエ用語で「跳躍」を意味し、
視聴者へ新たな一歩を踏み出すヒントを伝える内容。
![a-20140203_170630](https://jikoji-blog.com/wp-content/uploads/2014/02/a-20140203_170630.jpg)
「歌う尼さん」として全国を回り、
人々の心を癒やすコンサート活動を行っている、やなせななさん。
20代の頃は、僧侶の道と向き合えずに、音楽に没頭。
CDデビューを果たすものの全く売れず、
その後、闘病生活・事務所の閉鎖と
度重なる困難に直面し、失意の日々を送った。
そして心の痛みを知った彼女は、やがて寺の本堂で歌うようになり…。
という内容でした・・・。
常例参拝の皆さんも感動したご様子で
3月4日の彼女のコンサートには
是非行きたいと
用意したチケット25枚はすべて完売。
彼女の魅力は ここでも爆発!
三月が楽しみにです。
(小倉男女共同参画センタームーブにて午後2時より
入場券500円。小倉組浄土真宗各寺院で配布中)希望はお寺まで連絡どうそ。
ここでクリア