北九州市八幡東区宮の町にある蓮の寺、浄土真宗本願寺派 廣照山 慈光寺の光慈くんのブログです。

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緊急本堂補強工事終了…

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八年前の福岡西方沖地震の影響で

傾いてしまった本堂の緊急補強工事。

一ヶ月強かかった工事も無事終了しました。

本堂天井から下ろされた六角燈籠

しばらくの間、お内陣に鎮座して復帰を待ち望んでいたよう…。

本日、外陣本堂の本来の座に復帰なさいました (^_^)v

 

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養生していたお内陣も、本来の姿に。

 

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屋根裏もこんな風に補強しました。

 

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明治三十年 第十四世住職 

柳原秀譲師墨書の棟札 も 屋根裏に安置完了。

 

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もう私の代でこの棟札に直接お目にかかることはない!ことを念じております。

もし目にふれるとすれば オオゴトがあった時ですものネ~。

多くの門信徒と寺族の願いが込められた本堂というハード。

大切に 大切に させて頂きます。

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六月度おみがき講

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本堂緊急補強工事に伴い、本堂は閉鎖中。

六月のおみがき講は中止と思っていましたが、

「せっかく予定しているのだから、

集まって一緒に昼ご飯たべるのも意味がある!」

という力強い御言葉をZ 総代さんからいただき、開催することに。

ちょうど、門徒会費のお願いや

 

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a-かわら版6裏

 

寺報「うちのおてらのかわらばん」発行時期と重なったので

参加者で郵送作業の袋詰めに取り組みました。

 

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かねてより総代さんから境内地下の駐車場のすみに

物置を設置してはどうかという提案がありまして、

一昨日設置したばかりの 立派?な物置に

荷物を運び入れました。

近所の人から

住職の反省部屋」?などとからかわれるほど、

四畳半ほどの広さのある物置。

一度泊まってみてもいいかもしれませんネ (^^;)

 

a-iiudfe

 

数年前より 「断捨離」ブーム

ヨガの三行からの応用とか。

「断」…入ってくる要らないものを断つ

「捨」…家にずっとある要らないものを捨てる

「離」…ものへの執着から離れる

単なる片づけとは一線を引くこれらの考え方。

情報過多の時代に生きる私たち。

家の片づけにとどまらず、

身の回りの情報に対しても

断・捨・離の姿勢でのぞんでみるのもいいかも!

スマホ、テレビ、携帯から離れられない御仁、

一日断捨離を敢行しては如何でしょう?

私もその一人です。

お寺の断捨離の結果、総代さんのご苦労で

物置に見事に納まりました!有り難うございました。

 

a-ehfies

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慈光寺本堂補強工事はじまる

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今から8年前の春のお彼岸(3月20日)に発生した福岡県西方沖地震

九州北部に限ると

M7.0クラスの地震は1700年に壱岐・対馬で発生して以来約300年ぶり。

1890(明治23)年の観測開始以降では

この規模のものは初めてだったそうです。

当時発表された震度の分布図。

 

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これをみると慈光寺のある八幡東区は震度4に該当しています。

当時、私はご法事の真っ最中。

あまりの怖さに

途中で読経をやめてしまったことを思い出します。

お寺にいた寺族によると 本堂や納骨堂はかなり揺れたとか。

さて、今年の初め

あることで建築業者が本堂の天井裏に入ったところ、

とんでもないことになっていることを発見。

本堂を支える柱がずれて

建物自体が かなり傾いているとのこと

原因は、八年前の あの地震しか考えられないと業者の弁。

理由はなんであれ、今度また あの規模の地震がくると

本堂倒壊になりかねないというのです。

こりゃ オオゴト (^^;)

ということで 本堂の大・補強工事 を決行することになりました。

様々な行事を考えて

この時期、そう永代経法要終了後 五月から六月にかけて工事遂行と決定。

いよいよ本日より工事が始まりました。

まずは外陣天井に吊ってあった六角灯篭をはずしました。

 

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下げた灯篭は内陣に安置。

 

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外陣天井に穴をあけて 補強につかう木材搬入口を確保。

 

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工事期間中、ほこり等で仏具が傷まないように ヨウジョウも実施。

 

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今から一ヶ月の間、本堂は閉鎖 となります。

境内地にも 工事につかう木材が積まれています。

車での参拝にも 支障をきたすかもしれません。

 

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本堂建立から百二十年。

まだまだ現役で 聞法の道場 として機能してもらわねば!

ここでしっかり手入れしますので

百五十年、二百年と頑張ってください、ご本堂さま。

そういうわけで

工事へのご協力、ご理解を お願い申し上げます

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