一昨年から始まった浄土真宗講座。
初級編 では「作法」や「しきたり」を中心に。
中級編 では 仏教の基本的考え方を学び
「念珠つくり&写経」にも取り組みました。
そして第三弾!として
問答編「仏教ではこう考える」浄土真宗講座 を開始。
過去二回の講座の反省会で
直接質問をぶつけて住職に応えてほしい!
という声が多数あがりました。
では、いっちょ 問答やりまひょか~
という軽いノリで
はじめることになったのが
この講座。
住職の力量不足もかえりみず
スタートをきってしまいました (^^;)
「仏教ではこう考える」
実はこの講座名。
いまをときめく宗教学者・釈徹宗 師の書籍名からのパクリです。
以前から
原理原則を押しつける人間は苦手なタイプの私。
でも
押しつけはおかしい!
相手の判断を尊重したら!
などと反論するパワーも持ち得ず
悶々とすることもたびたび…。
宗教や仏教、浄土真宗に関しても
同業者に
原理原則をごり押しするタイプが
やはり いるもので
違和感を覚えずにはおれないことも、少なくなく…。
あくまでも 教えに関して言えば
相手がそれを取捨選択して「生きてゆく」だけのことなのですから
こちらは 情報(こういうと叱られそう~)を提供するのみ。
ご判断は “あなたまかせ” といった感じで
ちょうどいいのではと思っております。
これこれの問題については
「仏教的な視点ではこう考えますかね?」
「浄土真宗の教えに照らすと こんなこともいえますねぇ~」
程度のレスポンスが よい加減でいいのではないか!
というのが私のポジションです。
(自信のなさの言い訳かもしれませんが…)
だから釈師にならって
原理原則を押しつけることとは
真逆の
「仏教ではこう考える」 あなたはどうします?
的な講座名となった次第。
もちろん、親鸞さまが語ったとされる次の言葉に従ったまでですが…。
「詮ずるところ、愚身の信心におきてはかくのごとし。
このうえは、念仏をとりて信じたてまつらんとも、
またすてんとも、面々の御はからいなりと云々」『歎異抄』第二条
さて、初回のテーマは「宗教の真偽」
ほんものの宗教 と にせものの宗教 の見分け方
と大上段に構えて 講座をスタートさせました。
意気込み!を感じてもらおうとしたのですが
見事に住職の底の浅さを露呈した結果になってしまいました。
と ほ ほ…。
でも次回に期待して参加してくださる25名の門徒の皆さんのために
六回の会座は開き続けますので お付き合い よろしくどうぞ~。
ここでクリア