北九州市八幡東区宮の町にある蓮の寺、浄土真宗本願寺派 廣照山 慈光寺の光慈くんのブログです。

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常例 仏壇特集

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今年度の常例、

仏教文化に学ぼう!という企画。

本願寺の「お坊さんがゆく!」のDVDを鑑賞。

今回は仏壇編。

リポーターは宏林先生!

まずは京都の若林仏具店へ訪問。

 

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仏壇のいわれや種類について学びました。

家具調仏壇という

昔はなかった新種の仏壇も紹介されました。

 

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ウン千万もする

超・高価な仏壇も紹介してくださいました~ (゜ロ゜)

 

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続いて 北陸編。

真宗王国の北陸。

北前船で有名な越前。

 

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船の中に持ち込んだ 船仏壇を紹介。

 

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越中の薬売り の富山県。

こちらは行商にも持ち歩ける懐中仏の紹介。

 

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真宗文化ならではの仏壇に

常例参詣者もビックリでした。

こんどは九州へ。

隠れ念仏の里、人吉。

ここでは「傘仏」や

「まないた仏」という

先人の驚くべき工夫が紹介されました。

 

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念仏すれば首が飛ぶ時代。

教えを命がけで伝えてくださった先人の苦労が偲ばれました。

最後に鹿児島別院に残る涙石

 

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念仏からの転向を拷問で強いた当時の権力者。

こんな歴史があったことを初めてしった人もおられ、

よき学びの場となった今回の常例。

次回も・・・請うご期待。

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今年度の常例スタート

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昨年度

「落語の中の仏教」が常例テーマ。

今年度は

「仏教(真宗)文化を学ぼう」

テーマに据えました。

お盆過ぎから

門徒会館全面改修工事がはじまりますので

実質4回しか開催できませんが… (^_^;)

映像は本願寺制作の

「お坊さんがゆく!」シリーズ。

 

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本願寺からレンタルしました~

第一回は お斎 と 仏華 がテーマ。

d001お斎表紙

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↑↑↑↑

本願寺のお斎です

 

本願寺のお斎のリポート。

そもそもお斎とは何か?

「おとき」の意義とは?

リポーターの

宏林晃信先生の軽妙な語りを

参詣者のみなさん、楽しんでおられました。

こんなスライドを使って 学んでみました。

 

d003斎慎む

 

 

d004三心

 

 

d005三徳d006六味

 

続いて仏華

本願寺の仏華をお世話しているお店を突撃レポート。

なかなか見応えがありましたヨ。

 

d001仏華意味

 

それにしても本願寺の仏華

すばらしいですね~。

 

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五月は お灯明 や お香について

学ぶ予定。

ご参加お待ちしております。

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常例法座 最後の落語編

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昨年から続けてきた

常例法座企画

落語の中の仏教

一応

年の十一月に

演目 百年目 で終了。

でもNHKのEテレにて

釈徹宗師による

「落語でブッダ」が放映されたので

番外編として

先月と今月は

みなさんでこの番組を鑑賞することに!

さて、

最後を飾る落語は・・・・

 

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「松山鏡」です。

古典落語としては あまり知られてない演目かな?

でも

浄土真宗のお説教では 結構 語られていますヨ。

( 慈光寺住職もよく使うネタです )

内容は・・・

越後の松山村で

鏡をみたことのない人々が繰り広げる滑稽話。

正直ものの 正助どん

やきもちやきの 妻の お咲

裏のお寺の 尼僧さま

 

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演じますのは 上方落語の 露の団姫(まるこ)

 

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この方ならではの オリジナリティ溢れるサゲ

こんな感じ・・・で オチがあります

(是非テレビをみてください~)

 

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鏡をしらない尼さん、

自分の姿をみて 

女が出家したと勘違いするのがこの落語のサゲ(ネタバレ)

ありのままの姿を認識できずに

屈折して認識してしまう人間の迷いにこそ

苦悩の源泉がある!と釈師はテレビで力説されます!

ではなぜ

 ゆがんだ見方を人間はしてしまうのか?

 

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そこで

仏教の唯識をつかって説明するのです。

そう、八識 というやつです!

 

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テレビでは こんな例話をだしていました

嫌いなダンナさんが使うコーヒーカップは

なぜ汚くみえるのか?・・・

同じコーヒーカップなのに

好きだった頃のカップは汚く見えなかったはず?

こんな感じで 釈師は八識を説明してゆきます

でも たとえがキツイなァ~ (^_^;)

夫婦ネタは 現実味がありすぎで

シンドイ?ですよね。

そこで

今回は別のたとえを使って

常例参詣者にお話をしてみました。

(ブログでは省略します

 お彼岸法要の折にでもお話しましょう)

いずれにせよ、

私たちは

自分が抱えている屈折した心の鏡によって

物事が曲がって見えているということです。

お釈迦様のたとえ話 にもこういうものがあります。

鉢の中の水は

日頃は澄んでいて表面は美しく

すべてのものをありのままに映し出す鏡のよう~

しかし、

①風で波経つ むさぼり

②火で煮え立つ いかり

③水がくさる  おろかさ

という状況になれば

水に映るものは ありのまま とはいかなくなる

 むさぼり いかり おろかさ

は、まさに認識をゆがませる代表選手なのだと!

d006鉢の中の水

番組の中で

印象に残ったのは

ベトナムの僧侶 ティク・ナット・ハンのこと。

 

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日本に来られたとき

講演の中で

彼は 一枚の紙をもって

参加者に語ったそうです

「この中に 雲が見えますか?」と。

釈師によれば

「一枚の紙の中に 雲をみるのが 仏教の縁起」だ!と。

 

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最後に

もう一つの演目「仏馬」も鑑賞して 

今月の常例法座は終了。(これもおもしろい演目です)

シリーズ「落語の中の仏教」は

これにて おしまい!

こういった形で仏教に触れるのも

結構 おもしろかったです。

また機会があればチャレンジしてみます。

請う、ご期待 (^_-)

釈くん、御指南、有り難うネ

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