第五回浄土真宗日曜講座~問答編~。
今日は今回の講座の本丸
「死んだらどうなるの?」がテーマ。
以前の講座で同じようなテーマを扱ったことがあります。
そのときのアンケート結果。
こんな感じです
どうしてもこのテーマは「観念的」になりがち
というのがアンケートから見えてきました。
そこで そうならないために
自分にとって「大切な人の死」(二人称の死)をテーマに据えてみました。
「亡くなったあの人はどこにいったのか?」を考える方が
「私が死んだらどうなるのか?」を考えるより
リアルにこの問いに向き合えそうだから・・・。
題材は八月に放映された 東日本大震災をあつかった
NHKスペシャル「亡き人との再会」を取り上げました。
この番組は
被災地でいま起こっているある現象を題材にしています。
そう、幽霊をみた!という。
放映には様々な反響が!あったらしいです。
中には
ついにNHKが幽霊を取り上げた とか オカルト に走った!
といった意見もあったとか。
映像には「蝶」が効果的に使われていました
これは中国の荘子の「胡蝶の夢」を表現したものかな?
あるとき
荘子が自分が蝶々になる夢をみた。
目がさめたとき、
蝶々がいま自分になった夢をみているのか
いや私が蝶々になる夢をみたのか
わからなくなったという内容。
二つの領域の境目がわからなくなる様を言い当てたこの話。
生と死の境が どこなのか? そんな問いとして映像をみておりました。
映像の中である医師が語った言葉が印象的でした。
死者が生者をケアしていると。
この映像を手がかりに
座談会へと突入~。
結果は如何??????
講座終了後、
一人ひとりにフォローの手紙を出すことにしております。
なにかを感じ取ってくださればと。
次回はいよいよ最終回。
参加者も減ることなく20名台をキープ。
最終回は懇親会も予定。
一献の中での仏教談義も楽しみです (^^)
ここでクリア