北九州市八幡東区宮の町にある蓮の寺、浄土真宗本願寺派 廣照山 慈光寺の光慈くんのブログです。

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五月度総代会

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今月の総代会。

住職・坊守

男性総代4名  女性総代1名

7名が集い、お寺の客殿にて開催。

主な議題は 永代経法要の反省

○三日間でのべ250名参拝

○今年からお斎を二日間に。100名×2回という実績

○法要中の焼香は、追悼法要らしくてよかった

○仏前作法のBGMに去年までのCDではなく

住職の龍笛を企画したのは雰囲気がでてよかった

 

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○荒本先生のご法話の評判がよくて

 つづけて参拝された方が数名いた

○折角、立派な鐘楼と梵鐘があるので

 参拝者に法要前に撞いていただこう!という企画は

 しかし、参拝者に情報がゆきわたらずその企画を知らない人もいた。

 もっと周知徹底して広く梵鐘つきをアピールしたほうがいい

 

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○受付は本堂内でなく、廊下にして正解だった

○法要の司会進行は総代がつとめる。とくに開座・閉座のしめはきちんとやること

 様々な意見がでて よき反省の場となりました。

         よりよき法座を目指して… (^^)

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慈光寺本堂補強工事はじまる

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今から8年前の春のお彼岸(3月20日)に発生した福岡県西方沖地震

九州北部に限ると

M7.0クラスの地震は1700年に壱岐・対馬で発生して以来約300年ぶり。

1890(明治23)年の観測開始以降では

この規模のものは初めてだったそうです。

当時発表された震度の分布図。

 

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これをみると慈光寺のある八幡東区は震度4に該当しています。

当時、私はご法事の真っ最中。

あまりの怖さに

途中で読経をやめてしまったことを思い出します。

お寺にいた寺族によると 本堂や納骨堂はかなり揺れたとか。

さて、今年の初め

あることで建築業者が本堂の天井裏に入ったところ、

とんでもないことになっていることを発見。

本堂を支える柱がずれて

建物自体が かなり傾いているとのこと

原因は、八年前の あの地震しか考えられないと業者の弁。

理由はなんであれ、今度また あの規模の地震がくると

本堂倒壊になりかねないというのです。

こりゃ オオゴト (^^;)

ということで 本堂の大・補強工事 を決行することになりました。

様々な行事を考えて

この時期、そう永代経法要終了後 五月から六月にかけて工事遂行と決定。

いよいよ本日より工事が始まりました。

まずは外陣天井に吊ってあった六角灯篭をはずしました。

 

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下げた灯篭は内陣に安置。

 

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外陣天井に穴をあけて 補強につかう木材搬入口を確保。

 

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工事期間中、ほこり等で仏具が傷まないように ヨウジョウも実施。

 

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今から一ヶ月の間、本堂は閉鎖 となります。

境内地にも 工事につかう木材が積まれています。

車での参拝にも 支障をきたすかもしれません。

 

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本堂建立から百二十年。

まだまだ現役で 聞法の道場 として機能してもらわねば!

ここでしっかり手入れしますので

百五十年、二百年と頑張ってください、ご本堂さま。

そういうわけで

工事へのご協力、ご理解を お願い申し上げます

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浄土真宗日曜講座スタート 

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一昨年から始まった浄土真宗講座

初級編 では「作法」「しきたり」を中心に。

中級編 では 仏教の基本的考え方を学び

「念珠つくり&写経」にも取り組みました。

そして第三弾!として

問答編「仏教ではこう考える」浄土真宗講座 を開始。

 

仏教ではこう考える表

 

過去二回の講座の反省会で

直接質問をぶつけて住職に応えてほしい!

という声が多数あがりました。

では、いっちょ 問答やりまひょか~

という軽いノリで 

はじめることになったのが

この講座。

住職の力量不足もかえりみず 

スタートをきってしまいました (^^;)

「仏教ではこう考える」

実はこの講座名。

いまをときめく宗教学者・釈徹宗 師の書籍名からのパクリです。

 

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以前から

原理原則を押しつける人間は苦手なタイプの私。

でも

押しつけはおかしい!

相手の判断を尊重したら!

などと反論するパワーも持ち得ず

悶々とすることもたびたび…。

宗教や仏教、浄土真宗に関しても

同業者に 

原理原則をごり押しするタイプが 

やはり いるもので

違和感を覚えずにはおれないことも、少なくなく…。

あくまでも 教えに関して言えば

相手がそれを取捨選択して「生きてゆく」だけのことなのですから

こちらは 情報(こういうと叱られそう~)を提供するのみ。

ご判断は “あなたまかせ” といった感じで

ちょうどいいのではと思っております。

これこれの問題については

「仏教的な視点ではこう考えますかね?」

「浄土真宗の教えに照らすと こんなこともいえますねぇ~」

程度のレスポンスが よい加減でいいのではないか!

というのが私のポジションです。

(自信のなさの言い訳かもしれませんが…)

だから釈師にならって

原理原則を押しつけることとは

真逆の

「仏教ではこう考える」 あなたはどうします?

的な講座名となった次第。

もちろん、親鸞さまが語ったとされる次の言葉に従ったまでですが…。

「詮ずるところ、愚身の信心におきてはかくのごとし。

このうえは、念仏をとりて信じたてまつらんとも、

またすてんとも、面々の御はからいなりと云々」『歎異抄』第二条

 

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さて、初回のテーマは「宗教の真偽」

ほんものの宗教 と にせものの宗教 の見分け方

と大上段に構えて 講座をスタートさせました。

意気込み!を感じてもらおうとしたのですが

見事に住職の底の浅さを露呈した結果になってしまいました。

と ほ ほ…。

でも次回に期待して参加してくださる25名の門徒の皆さんのために

六回の会座は開き続けますので お付き合い よろしくどうぞ~。

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