今月の古典落語は
「八五郎坊主」と「万金丹」。
僧侶の名前をいただくネタの「八五郎坊主」。
即席坊主が無茶な戒名をつける「万金丹」。
この古典落語をネタに
法名や戒名について学ぶ御縁を参加者と結びました。
八五郎坊主。上方の天才落語家、枝雀の登場です。
あいからわずパワフルな高座でした (^o^)
先月の浄土真宗講座で話題になった
ネコもシャクシも という言葉。
本来は「禰宜も釈氏も」という言葉だったことを学びました。
では 釈氏とは??
そのつながりで
今回の落語は 仏弟子の名告りである「釈」を話題にしたのでした。
他の宗派との違いなどを上の資料をつかって説明しましたが・・・
ほんまに様々な問題や課題があり、説明は触り程度で勘弁いただきました。
名前を変えるということ。この意味を考えましょう!ということをまずはお伝えしたかった今回。
浄土真宗講座で もっと学びを深めたく思っております。
釈道安のことも この際 しっかり学びたく・・・!
八五郎坊主には 周利槃特のお話も登場。
茗荷の話も紹介しました。
それから 周利槃特といえば 掃除。
世界の掃除事情もちょっと紹介。
あまり知られていませんが、
赤塚不二夫のレレレのおじさんは
周利槃特がモデルとか。
これには参詣者もビックリ・・・でした。
最後は古典落語「万金丹」を堪能。
演者は柳家三三師匠。
三十代の若さ。これから嘱望される話家の一人です
万金丹といえば
このフレーズが蘇ります。
柳家小さん師匠も得意なネタだったとか。
音声は残っているようですが
映像はまだ見つけておりません。
是非、探し出して見てみたいものです。
八月は常例はお休みします。
九月にまた「古典落語の中の仏教」を楽しみましょう!
ここでクリア